2007/01/09

マイケルジャクソン - MOONWALKER

 見てみた訳だが、全くわけわからない。

第一部 - マイケルジャクソンの子供の頃(ジャクソン5)からの記録。
第二部 - マイケルジャクソンは人気者。
第三部 - マイケルジャクソンが超合金ロボになって敵を焼き尽くす。

 強引に3部にわけてみたわけだが、最後の部分以外は全てワケワカラン感満点であり、「これって何が言いたいの?」という感じである。3部も何故か途中でsmooth criminalのPVが挟まれており、やっぱりわけわからない。

 ストーリーを大雑把に説明すると、悪人が子供達を麻薬付けにしようとしており、その秘密基地に子供とこっそり侵入したところ、MJと子供が抹殺されそうになり、「あ、ヤバ…」というタイミングでMJが変形して車になったり、ロボになったりして敵をなぎ倒しまくるという大変理解困難極まりないものである。冷静に考え直してみるとテイスト的にはボボボーボ・ボーボボが一番近いと言えよう。なお、後に出たMJのゲームはどうやらこのストーリーを元に作られているようで、悪人にさらわれた子供達を救い出すという設定である。MJがドアを開いたり、ボンネットを開いて探し出すというゲームなのだが、いろいろとペドフィリア的な裁判沙汰があった今となっては正義味方が救い出しているというよりは隠れている子供達を狩っているというサスペンスにしか見えないのが恐ろしい。

 というわけで、MOONWALKERはストーリーも糞もない映画なわけだが、これを見て何を思ったかというと、マイケルジャクソンは本当にすごい。ダンスがハイパーすごい。なんかド素人の俺でもすげぇと思えるくらいすごい。初めて真面目に見たけど、恐ろしくすごい。これは売れるわと思うほどすごい。けどthrillerが1億400万枚売れたならBADとBeat Itは4億枚は売れるだろうと思うくらいすごい。さらにwikipedia見てみたら、今ではPVに本人が登場するのは当たり前だけど、thrillerが世界で初めてそれをやって、後世に影響を残したというからすごい。一年間で稼いだ金の世界記録を樹立しているくせに借金で破産したとかすごい。借金がありまくりでネバーランドを去ったと思ったらベバリーヒルズの700万の豪邸に住んでるとかいうからすごい。

 つまり何が言いたいかというと、MJはスターを越えて、狂人の境地にたどり着くもさらにのり越えて神の領域に達しているということである。終わり。

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